おメンタル多分良くなった。

雑記

良くなったら書こうと思っていたこと、1年以上たっておそらく書けるようになったので書きます。

なぜ書くかというと… まぁ「良くなって良かった!うれぴよ!」を言いたい気持ちもあれば、
今後またイベントに出ようという気持ちになったので「知っておいて貰ったら楽かもしれない…」と思ったのも少しあります。

書く前にぼんやり考えてたけど、自分昔から心配性な子供だったな~!と思い出しました
小学生なりたてのころ、バスに乗ったらめちゃくちゃ酔ってそっから怖くてバス一切乗れなかった気がする。大人になってからまた乗るようになったけど、あれ以来一切酔っていません。

はじまり~2024年5月~

月の初めに、友達と二人で遊びにいこう!という話でお出かけをしました。
目的地までは2時間くらいの距離で、電車やバスを乗り継いでいったんですが、その日が朝からなんだか胃痛がしてたんですね。

友達と約束してるし、大人しくしてれば治るかもしれないからとりあえず行くだけ行ってみよう~で集合場所まで行ったんですが、治らなかった。

しかし、「今すぐ帰りたいほど調子が悪いわけでもない、行こうと思えば行けそうな気がする」ぐらいの具合だった。あるよねそういうこと。

で、バス30分そのまま揺られ… なんだか不安になってきた。
「これ、これ以上痛くなっても…外じゃ休めないじゃん!!」って

目的地についたら、痛いのは治らないし「痛くて帰れなかったらどうしよう」で不安もいっぱいだしで、結局その日は帰りまでずっと調子が治らず、友達にもおんぶにだっこされてしまい申し訳なかった。(おんぶは例えだよ)

これを皮切りに、「不安」が生活を邪魔するようになりました。

とにかく「死ぬかもしれない」という不安(※死なない)

覚えてる範囲だと、5月にそのあとコミティア参加し、6月にはドライブ、ライブ遠征などお出かけはしました。
8月のコミティアも参加しました。10月には友達たちと遠くまで、2泊3日の旅行をしました。

5~10月が一番ひどかったと思います。コミティアも参加してるんですが、まぁ、メンタル的にはヤバかったです。6月のライブと、8月のコミティアはとても大変でした。

8月のコミティアで「初めて設営写真を撮り忘れました」って言ったんですけど、そんな精神的余裕がなかったからですね!

もうね~家から離れられないんですよ。怖ぁて。
一時スーパーにすら行けなくなるのかなっておもったけど幸いスーパーは行ける程度でとどまったのでよかったです。
生活できる範囲の支障ではあったけど、映画館も怖かったですね。生活圏内から出るのが大変で、車で20分…とかの距離を超えると、精神的にきつかったのを覚えてます。映画館は閉鎖的で逃げられないから怖かったかな。

どういうことかというと、家から離れると「出先で調子が悪くなって帰れなくなっちゃうかも」「もしかしたら死んじゃうかも(※死なない)」で頭がいっぱいになってました。
「帰れなくなる不安」よりかは、「また体調が悪くなる恐怖」に怯えてました。予期不安って調べたらなんとなくわかるかもしれません。

これ本当に悪循環で、
まだ体調が悪くなってないのに「悪くなるかも」で不安になる
→メンタルが傾くから本当に調子が悪くなってくる
→精神的に負荷がかかってるから肉体にも負荷がかかる
→マジで調子壊す

になるんですよね。

なにか本番を控えていて、それに向かって必死に頑張って本番が終わったら緊張の糸が切れて、急に調子を崩してしまった、という経験ありませんか。
あれがお出かけのたびに起こります。その時の自分にとっては毎回お出かけが命がけの気持ちでした。

理屈で自分をコントロールするのは得意ですがこれはどうにもなりませんでしたね。精神障害ってこういうふうにおこるんだあ、と分かりました。


具体的にはコミティアの話をしたいので8月の話をしますが、

あの時は8月で、「参加したらガチで死ぬかも(熱中症で)」と不安でしたがなんだかんだ頑張っていきました。

不安ならお出かけ全部キャンセルしろよ!と思うかもですが、「不安だから」で全部逃げて行ったら本当にそのうちどこへも行けなくなるんじゃないかと思ってそれも嫌だったんですよね。
あと「5月の友達とのお出かけで体調を崩してしまった」が原因なので、「出かけてなんとも調子が悪くならなかった」という成功体験さえ積めばこれは解消されるはず。と思ってお出かけの予定を頑張って作ったりしていました。
(結果としては10月のお出かけまで全敗で、出かけるたびに崩したんですけど。)

当日は…うん笑 頑張ったね。

スペースから動けなかったですね~あの時は。まず会場に入るまでに時間がかかりました。
ビッグサイトってデカいから、ホール内入ったら外に出るのにちょっと歩かないといけないじゃないですか。
ホール前の談話室…?待合室…?みたいなところで座って、「今日大丈夫かな…行けるかな…大丈夫かな…」でゼリー飲みながら深呼吸してました15分くらい。

覚悟を決めてスペースまで行ったけど、なんかこう、心ここにあらずというか、ずっとふわついていました。現実感がなかったなあ。
多分自分の心に囚われすぎてて、ずっと不安と戦っていたんだと思います。周りがあまり見えなかった。

開場して、座っていたけど、動けなかった。お買い物とか、トイレに行くとかができませんでした。
「ぼーっとしていました」って↑のブログでは書いたけど、ぼーっとするのが生存策だったからです。ちょっと揺らぐと不安が来るので。とにかくメンタルを平定に保ちたかった。

一般の方がたくさん来てくださって、心ここにあらずな私はずっと「いま人間の会話できてるだろうか…」と思ってました

大体お出かけは帰り際が余裕なもので(もう帰れるから。)、帰りは多少一息ついた状態で帰れたのですが。
午後になるまではかなり… きつかったです。

寛解のきっかけ~2024年10月~

友達たちと旅行にいくことになりました。
新幹線で2時間…とか2時間半?の距離で、基本新幹線は1時間以上は乗らないので自分にとっていつもより長旅です。

現地集合だったので到着するまでは一人だったのですが、まぁ… 不安よ笑
結局到着する直前で猛烈に心配になり友達を運よく呼べて改札で合流できることになりました。

不安&不安&不安で、新幹線に乗るだけですっかり疲れた私は… せっかくの旅行なのに体調を崩しました(涙)

友達たちと一緒に家を借りて泊まった(なんていうんだろう、ゲストハウス?)のですが、
着くなり猛烈にだるくなって私は寝込んでしまいました。。
だるくなったのは、不安の緊張で疲れたからです。

夜に友達たちとミュージカルに行く予定だったのですが、家に一人でいるのも不安だしと思って、
体調悪くて申し訳ないなぁと思いながらフラフラとミュージカルに行きました。

本当に体がどうしようもなくて、途中で座り込んだり、もう色々… やってんなぁ自分って感じだったんですが、
友達たちが思いの外、私のことを気にしている様子がなく。

なんかこう… オカンみたいな温度感って言ったらわかります? 過度に心配するでもなく、迷惑がるでもなく、本当になんか…「凪」という感じ。
「調子悪いのー? そういうこともあるよね~」ってかんじ。
私がめっちゃ具合悪くても、「大丈夫かー」で笑い飛ばしてくれるかんじ。

それで「あ、出先で体調崩しても、大丈夫なんだ」ってちょっと思うようになりました。
「お出かけ先で体調悪くなったらおしまい」という考えから、「お出かけ先で体調悪くなっても大丈夫」に変わったきっかけでした。

あとは、そのころからイッテQをHuluで見始め、
「イモトは何時間も何時間も飛行機にのって世界の果てまで旅をして、時にはわけわからん食べ物食べて腹壊したり、日本ほど治安が保証されていないところでこんなに元気にやってるんだ、
山なんて本当に何もなくて私だったらすげ~怖いのに、イモトは登っちゃうんだ」
と思っていたのも心の助けになったかもしれません(センキューイモト…)

その後のお出かけ

10月のあとは、12月にまた電車で3時間近くのお出かけをしました。
10月以前より大分心の余裕が持てたお出かけで、目的地以外も寄って遊ぶことができました。
あと11月のコミティアも一般で行きました。もう夏が終わったんで、熱中症の恐怖が消えたのがよかったです。
帰れなくなるかも~の不安は薄らいでいたけど、シンプルに足が痛くて辛かったな笑 (デザフェスと同日開催だった)

年明けてからは手術とかしてたのでしばらく空いて、
次に出かけたのが4月。新幹線で1時間の距離で、これも友達といきました。
遊びというより用事のお出かけだったのですが、ちょっとだけ緊張がよぎりながらも、友達がいたからか比較的メンタル保った状態で終日終えることができました。

そして6月、会社の用事でまた新幹線でのお出かけ。
私が苦手な食事会(飲み会)を含んでいたのですが、出先でご飯が基本食べられない私、なんと今までの自分より沢山食べることに成功!

ここ1年では考えられないぐらい安定した状態で、お出かけを終えることができました。(宿泊もした!)

そしてコミティアに出る。

こんな感じで、一度は底闇を見たもののなんとか復活いたしました。

そして私はまたコミティアにでる。9月。

去年の8月にでて「こんなドチャクソキツいのにイベント出続けるの無理だな… いやそれどころか今後普通にお出かけも出来ねぇ…」で困っていましたが、
上記のように徐々に以前の自分を取り戻したため今回出られるメンタルとなりました。

こういうのは隠しといたほうがいいんじゃない、と言う自分もおりますが、
まあ、事実だしねえ… しゃーない と思っています

一般の方々にはサークルの人がどんな状態であろうと本があれば大丈夫&あまり関心はないだろうとおもっていますが、
この記事にたどり着いた、そして最後まで読んだ稀有な方々には、
「あ~この人、めっちゃ(精神的に)頑張ってイベント出てるんだな…」と思ってもらおうと思います

私的には漫画の原稿って大してきつくなく(多分)、
イベントに出る緊張の腹痛だとか、前日~当日のメンタルジェットコースターがきつい

(ここでいうメンタルジェットコースターはここに書いた予期不安のあれこれではなく、
「イベント楽しみ!!!!わくわく!!!!」と「誰が来るんだろうか…誰も来ないんだろうか…」というそわそわと、「いやなんかもうよくわかんないけど行きたくない!!!!いや行けよ!!!本番だぞ!!!!!」などのメンタル混沌状態のことを言います)

予期不安は治ったけどイベント当日の緊張や腹痛はいつか克服できるんでしょうか。わたくしもう、コミティアに10回以上出ているとおもうんですけど。

次の課題は当日を凪の気分で迎えること、ですね。ええ、がんばります。

これからもコミティアには出続けたい(なぜなら締め切りがないと漫画を描かないから)と思うので、
これからもよろしくおねがいいたします。